マヤンの呟きについて
芋焼酎 木挽BLUEの雲海酒造さんは、日本で初めてそば焼酎を造った酒蔵です。そば焼酎『雲海』がその焼酎です。
そして、そば焼酎の可能性をさらにつきつめたのが、今回ご紹介する『マヤンの呟き(まやんのつぶやき)』です。
『マヤンの呟き』は、五ヶ瀬町にある五ヶ瀬蔵で製造、五ヶ瀬町の隣の高千穂町にある「雲海・神々の里貯ぞう蔵」で長期貯蔵したものです。この貯蔵庫は、2つの大きなトンネルを焼酎貯ぞう蔵にしたものだそうです。
なお、「マヤン」とは、宮崎の古い方言で「うちのおじいちゃん」という意味です。
雲海酒造 そば焼酎 マヤンの呟き
雲海酒造について
雲海酒造は、昭和42年に宮崎県西臼杵郡五ヶ瀬町にて五ヶ瀬酒造有限会社として創立。昭和48年に日本で初のそばを原料とした焼酎「雲海」を発売。そば焼酎ブームのさきがけとなりました。
現在は、芋焼酎、麦焼酎をはじめとした本格焼酎、日本酒、ワイン等、多角的な酒造りをされています。
規模としては、焼酎メーカーとして全国1位の霧島酒造(宮崎県都城市)、「いいちこ」の三和酒類、オエノングループにつぐ全国4位、宮崎県内では2位の大会社です。
マヤンの呟きの特徴
『マヤンの呟き』は、米麹・麦麹、そばを原料とした長期貯蔵酒。アルコール度数38度、720ml、美しい緑色のびん・化粧箱入りです。贈り物にもいいですね。
雲海酒造のホームページによれば
厳選されたそばを原料に、九州山地の清冽な水で、宮崎・五ヶ瀬蔵の熟練の蔵人達により丁寧に仕込まれた本格そば焼酎の原酒を、長期に渡り樽の中で貯蔵熟成しました。ゆったりと静かに歳月を重ね、味わいに深いコクとまろみを帯びた香り高い逸品です
とのことです。
マヤンの呟きの味わい
ミネラル感たっぷりのさわやかな香り、ほのかな甘み、単なるスッキリ系とはことなる深い味わいが特徴です。
ストレートは度数が高いので、さすがに舌にビリビリとした感じがありますが、割っていくとさまざまに変化します。
芋焼酎とはちょっと違った爽やかで深みのある味わいがおすすめです。
雲海酒造 そば焼酎 マヤンの呟き
マヤンの呟きの飲みかた
38度というアルコール度数はやはり高め。ひとくちめはストレートで味わってみて、あとはロック・水割り、お好みの飲み方でどうぞ。
そば焼酎はもともと、そんなに個性の強い焼酎ではありませんので、どちらかと言えばあっさりした食べ物に合います。
でも、固定観念にしばられることなく、いろんな食べ物との組み合わせに挑戦してみるのも、本格焼酎の楽しみのひとつです。
…
本格焼酎は、その原料と同じ食物で作られた料理と相性がよいと言われます。
たとえば、芋焼酎にほくほくお芋の天ぷら。
揚げてるそばから、芋焼酎片手にツマミ食いしたくなってしまいます。
さて、「そば焼酎」。
そばにお酒は通の楽しみ。
そして、そば焼酎とざる蕎麦。あったかいおそばもいいですよ。
じつにしっくりと合うのです。
蕎麦をいただきながら焼酎を飲む。
焼酎を飲むほどに蕎麦もすすむ。
そば焼酎の「蕎麦湯割り」、これなんか最高です。
いつも食べたらさっさと席を立ってしまうそばやさんでも
もしお酒を飲む時間があったら、そば焼酎をオーダーしてみてください
…
そば焼酎にチーズ? と思われるかもしれませんが、これが意外と合うのです。
焼酎のほのかな甘みとさわやかな香りが、チーズの酸味・旨みをぐっと引き立ててくれます。
日曜日の午後のひとときにいかがですか。
データ
商品名 | マヤンの呟き |
---|---|
製造会社 | 雲海酒造(宮崎県) |
麹 | 米麹・麦麹 |
原料 | 蕎麦(そば) |
アルコール度数 | 38度 |
パッケージ | びん(720ml) |
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