木挽ブルーについて
もう終わってしまいましたけど、女優の吉田羊さんがTV番組「ぴったんこカンカン」の酒場巡りで一本下げてくるお酒が雲海酒造の『木挽ブルー(こびきぶるー)』(※)です。以前は、同じ雲海酒造の『そば焼酎 雲海』でしたが、最近はこちらも登場することが多いですね。吉田さんはCMもされています。
同社には以前から『日向木挽』『日向木挽 黒』という芋焼酎のシリーズがありました。『木挽ブルー』は、2015年4月にシリーズの最新作として宮崎県内限定で発売。その後全国展開され、大ヒットとなったのです。
青色の斬新なラベルは、使用している「日向灘黒潮酵母」からの連想でしょうか。わたくしは食品に青色はどうかなと危惧したのですが、予想に反したヒットとなりました。
※公式な商品名は『木挽BLUE』です(雲海酒造さん確認済み)
雲海酒造 芋焼酎 木挽BLUE
雲海酒造について
雲海酒造は、昭和42年に宮崎県西臼杵郡五ヶ瀬町にて五ヶ瀬酒造有限会社として創立。昭和48年に日本で初のそばを原料とした焼酎「雲海」を発売。そば焼酎ブームのさきがけとなりました。
現在は、芋焼酎、麦焼酎をはじめとした本格焼酎、日本酒、ワイン等、多角的な酒造りをされています。
規模としては、焼酎メーカーとして全国1位の霧島酒造(宮崎県都城市)、「いいちこ」の三和酒類、オエノングループにつぐ全国4位、宮崎県内では2位の大会社です。
木挽ブルーの特徴
雲海酒造のホームページによると
「原料は南九州産の厳選された芋、黄金千貫、宮崎・綾の日本有数の照葉樹林が生みだす清らかな水を仕込み水に、宮崎県日向灘で採取した当社独自の酵母「日向灘黒潮酵母」を使用し、綾蔵で熟練の蔵人達が、丹精込めて造りあげました。すっきりキレのある甘味、爽やかな口当たりが特徴の本格芋焼酎です
とのことです。
雲海酒造 芋焼酎 木挽BLUE
木挽ブルーの味わい
同社独自開発の新酵母「日向灘黒潮酵母」で醸した焼酎は、香り高く、芳醇で甘みもあり、飲みやすいのが特徴とされています。
なんといっても飲みやすさが売りの本品ですが、かと言って芋の香りや甘さも失うほどサラサラの焼酎ではありません。適度な香りと味わいのバランスが大変よく、若い人にも女性にも受け入れられたのがよくわかります。
食中酒としてもOK、少量のおつまみでじっくり味わいたい方にもOK、自分好みの飲みかたができる焼酎です。
雲海酒造 芋焼酎 木挽BLUE
木挽ブルーの飲み方
木挽ブルーは、ロックまたは水割りで飲むのが最適です。水割りは前割りがいいです(「前割り」についてはこちら)。
お湯割りにすれば香りが引き立ちます。
雲海酒造 芋焼酎 木挽BLUE
データ
商品名 | 木挽ブルー(木挽BLUE) |
---|---|
製造会社 | 雲海酒造(宮崎県) |
麹 | 米麹(白麹)、酵母に「日向灘黒潮酵母」を使用 |
原料 | 黄金千貫(さつま芋) |
アルコール度数 | 20度、25度 |
パッケージ | びん、紙パック(1800ml、900ml、720ml) |
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